犯罪抑止の功労たたえて 20人5団体を表彰
多年にわたり各地域で防犯活動に尽力し、犯罪の抑止に多大な功労があった個人や団体をたたえる本年度の「防犯功労者・団体表彰式」が22日、和歌山市茶屋ノ丁の和歌山県自治会館で行われ、20人と5団体が表彰された。
公益財団法人県防犯協議会連合会(片山博臣会長)と県警本部が主催。県警の檜垣重臣本部長が受賞者に表彰状を手渡した。
片山会長は「まちの安全、子どもの安全を守る防犯活動に積極的に従事されていることを大変心強く思う」と式辞。檜垣本部長は「安全で安心な和歌山を実現していくためには県民の一人ひとりが防犯意識を持ち、防犯活動に積極的に参加し、地域での連帯感や絆を一層強めることが重要」と祝辞した。
県防犯協議会連合会防犯功労者の表彰を受けた同市の上野俊憲さん(62)は「賞はありがたい。非行の子どもたちが立ち直る姿を見るのが一番うれしい。生きている限り活動を続けたい」と話した。
本紙エリアの受賞者は次の皆さん。
【近畿管区警察局長・近畿防犯協会連絡協議会会長連名表彰】〈防犯功労者〉南出一夫(和歌山市)▽大西勝(岩出市)
【県警察本部長・県防犯協議会連合会会長連名表彰】〈防犯功労者〉延與明弘(紀の川市)▽上野俊憲(和歌山市)▽新井達男(同)▽豊浦幸三(同)▽前原久仁広(海南市)〈防犯功労団体〉四箇郷地区地域安全推進員会(和歌山市、藤上和男代表)▽塩屋地区見守り隊(同、堀任代表)▽湊地区安全パトロール隊(同、松本和彦代表)