県内から2人が入賞 明治安田フォトコン

 明治安田生命保険相互会社(根岸秋男執行役社長)はこのほど、「明治安田生命2018マイハピネス フォトコンテスト」の入賞作品を発表。6万4824点の応募の中から入賞作品54点を決定し、和歌山県内では「金賞」に田辺市の平山弘(ひろむ)さんの作品「二人の時」、「みんなの健活プロジェクト」特別賞に紀の川市の磯秀樹さんの作品「お弁当タイム」が選ばれた。

 コンテストは1999年から行われ、ことしで20回目を迎えた。

 「あなたがいるしあわせ。」をテーマに家族や友人、恋人などとの身近にある、「しあわせな瞬間(とき)」を撮影した写真を募集し、今回を含め累計応募点数が118万点を超えた。ことしはプリント4824点、デジタル1万5394点、スマートフォン4万4606点の応募があった。

 写真家の織作峰子さんや柳瀬桐人さんらが中心となり審査。ことしから、日常的な運動などの健康的な取り組みから生まれた「しあわせな瞬間(とき)」を写した作品に贈る「みんなの健活プロジェクト特別賞」を設けた。

 金賞に輝いた平山さんの作品について、織作さんは「背景の瓦屋根がすごくきれいで、お父さんの表情とポージングがとても愛らしく、おふたりの夫婦愛を感じます。心地良い和紙調のプリントがまるで水彩画のようで、この世界感に合っています」との講評を寄せている。

 同社和歌山支社の山下利春市場統括部長兼代理店営業室長は「同社の商品は『生命保険』という形のない商品。人と人との助け合いや家族愛を目に見える形で表現したいという思いからスタートした。写真を通じて、皆さまとの関わり合いを感じられる喜びを共有したい」と話している。

金賞に選ばれた平山さんの「二人の時」

金賞に選ばれた平山さんの「二人の時」


「みんなの健活プロジェクト」特別賞に選ばれた磯さんの「お弁当タイム」

「みんなの健活プロジェクト」特別賞に選ばれた磯さんの「お弁当タイム」