希少な植物が県内初上陸 展示会に300人来場
希少な植物を展示する「まちなかにもっとみどりを」プロジェクトが1日、和歌山県和歌山市梶取のパーソナリティカレッジGAJU
GAJUで開かれ、約300人が来場。来場者は和歌山に初上陸した海外各地の植物に驚きながら展示された植物を楽しんだ。約1年半前からメンバーがアメリカやメキシコなどを中心に現地に足を運び輸入した希少植物、フィリフェラやカルネロサーナ、ロストラータ、ダシリリオン・ミキワネンシス、ビカクシダと店内の植物合わせて約100種類を展示。植物ハンターが来場者にそれぞれの特徴を説明しながらその魅力を伝えた。 目玉は約1000年生きているとされるダシリリオン・ミキワネンシス。訪れた参加者は一同に「でかい」など規格外の植物に興奮気味の様子だった。
同市の中居祐太さん(33)は「見たことがない植物ばかりで『驚いた』としか言葉が出ない。植物の癒やしを身近で感じられた」と笑顔だった。
GAJU GAJUの和田訓昌代表(33)は「来てくれた人が『植物に対するイメージが変わった』と言ってくれてうれしい。和歌山に緑が増えてもっと住みたい場所になるよに癒やしの空間をつくりたい。今後もこういった活動をしていきたい」と話した。
レセプションパーティーも行われ、参加者は希少植物に囲まれながら酒や食事を楽しんだ。