思い受け戦う 藤井氏が参院選へ決起集会
参議院議員選挙(4日公示、21日投開票)に向け、立候補を表明している無所属新人で元和歌山弁護士会会長の藤井幹雄氏(58)が28日、和歌山県和歌山市北出島のプラザホープで決起集会を開き、支援者ら400人(主催者発表)が集まった。
連合和歌山会長で、合同選挙対策本部の池田祐輔本部長は「参院選の日程が確定した。衆参ダブル選挙がなくなっても、選挙戦の厳しさは変わりない。集まった皆さんに藤井さんの名前を知ってもらい、民主的な政治を取り戻す」と呼び掛けた。
国民民主党県連幹事長の浦口高典県議は「安倍政権の安定か国民の生活の安定かの二者択一の選挙。皆さんの力で国政に上げてもらいたい」、立憲民主党県連代表の谷口和樹県議は「藤井さんはわれわれの求める正義、平和、公正公平を託せる人物。県連も一緒に頑張りたい」と激励した。
藤井氏は「この6年間、アベノミクスでは金持ちが儲けて、働く私たちには何も恩恵がなかった。そして消費税増税でさらに金を取るという。アメリカに言われて戦闘機を買うように、自分の親たちが積み上げてきた財産を売り渡している」と安倍政権を強く批判。集まった多くの支援者に向け「政治の暴走を止めるのは今しかない。和歌山で生まれて生活している人の思いを伝える責任がある。多くの人の思いを受け止めて、選挙戦を力いっぱい戦いたい」と決意を述べた。