海南市では農道が沈下 昨年被害の補修したばかり
降り始めからの累積雨量が和歌山県海南市内5カ所の観測所で最多の349㍉となった東畑地区では東畑農道海南南部線が崩落し、通行止めになった。
現場は、長さ約30㍍、幅約3・8㍍にわたって沈下し、最大で約60㌢の段差が発生している。
同線は市のコミュニティーバスが運行しており、復旧が長引くと住民の生活にも影響が出る恐れがある。林口和司区長(60)は「昨年7月の台風被害で簡易的な補修をしたばかり。割れ目から地盤に水が入るので次の台風の到来が非常に心配だ」と話している。