家計の負担緩和へ 和市プレミアム商品券
和歌山市は10月1日から始まった消費税率10%への引き上げに伴い、家計の負担緩和や地域の消費下支えのため「プレミアム付商品券」を販売している。住民税の非課税者と、3歳以下の子どもがいる世帯主が対象で、同市では約10万人が対象となる。事業を担当する市商工振興課の浜口貴司さんは「お得な商品券なので、商店街など身近な店舗で利用してもらえれば」と話している。
非課税対象者には7月16日以降に順次「商品券購入引換券交付申請書」を郵送しており、必要項目を記入して30日(消印有効)までに返信。審査後、通過すれば商品券が購入できる引換券が郵送される。
商品券は和歌山城をあしらったデザイン。1冊5000円(500円券×10枚)を4000円で販売、1人最大5冊まで購入が可能となっており、市は同商品券を45万冊、450万枚を販売する。市内の1103店舗で利用可能。同商品券の取扱店舗の登録も30日まで受け付けている。
商品券の使用期限は来年2月29日まで(市町村により期限が異なる)。
同課によると10月31日現在、同市の申請率は全国平均の30%より高く35・9%という。
交換場所は同市七番丁17番地、朝日ビル6階、プレミアム付商品券事業。問い合わせは(℡073・435・1312)。