安全管理の徹底通知 鉄パイプ落下受け県

和歌山県和歌山市の12階建てのビル屋上の工事現場から鉄パイプが落下し、道路を歩いていた男性(26)が死亡した事故を受け、県は建設関係の団体などに対し、安全管理を徹底するよう文書で通知した。

また、県発注工事についても安全管理を徹底し、落下物などにより住民などに危険を及ぼす恐れのあるものについては、適切な安全対策が講じられているか至急点検するよう求めた。

事故は19日、足場の撤去作業中に発生。4日前にも鉄パイプが落下し、業者が再発防止の対策を講じた上で、18日に作業を再開したばかりだった。