「和歌山城ホール」に決定 新市民会館名称
和歌山県和歌山市が七番丁の伏虎中学校跡地に建設中の新市民会館の名称が「和歌山城ホール」となることが決まった。12月定例市議会に設置について定める条例案が提出される。
市は8月29日~9月24日に名称を公募し、355人が延べ660作品を応募。約7割が市内からの応募で、「和歌山城ホール」の名称はいずれも市内の7人から提案があった。
外部有識者など11人で構成する名称検討会で11月7日に選考。県外から来た人にもどこにあるか分かりやすい、シンプルで子どもからお年寄りまで親しみやすい、地図アプリなどで検索しやすいよう、名称の前半部分は他にないものにするなどの観点から、委員の投票により上位3作品が選ばれ、最終的に市が「和歌山城ホール」の採用を決めた。
新市民会館は、敷地面積6627・84平方㍍、延べ床面積1万4279・86平方㍍の地上5階(一部地下1階)建て。大ホール(954席)、小ホール(395席)、展示室、リハーサル室、練習室、会議室、和室などの機能を備え、2021年秋の開館を予定している。