美しい環境を未来へ 海保図画コンクール表彰
海上保安庁による「未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」の紀北地区(日高町以北)の表彰式が8日、和歌山県和歌山市中のイオンモール和歌山で行われ、受賞者10人に表彰状が手渡された。
小中学生に海洋環境や海上保安業務への理解を深めてもらおうと「未来に残そう青い海」をテーマに2000年度から毎年行っており、今回が20回目。紀北地区では200作品の応募があった。
表彰式では杉浦毅和歌山海上保安部長が受賞者一人ひとりに表彰状を手渡し「海は私たちの食卓を飾る魚を取ったり、海水浴やセーリングの場所にもなるなど、私たちの生活に深く関わっている。海をきれいなまま未来に残すためには生活ごみを少なくすることが大事。皆さんが応募してくれたことにはとても大きな意味があります」と感謝を伝えた。
受賞作品は7、8両日にイオンモール和歌山3階のイオンホールに展示された。船が広い海を航海する様子や海中で生き物が泳ぐ姿などを生き生きと描いた作品が多く、鑑賞した人らは「きれい」「本当の海みたい」などと話していた。 受賞者は次の皆さん。
【第五管区海上保安本部長賞】藤田一樹(和歌山市立吹上小2年)【和歌山海上保安部長賞】出山碧海(同市立川永小2年)▽北谷市聖(同市立広瀬小4年)▽竹部早南(近畿大学付属和歌山中1年)【海南海上保安署賞】高田りん(海南市立中野上小1年)▽東杏里紗(和歌山市立広瀬小4年)▽栗田祐希(近畿大学付属和歌山中2年)【公益財団法人海上保安協会和歌山下津支部長賞】池内遥都(和歌山市立西脇小2年)▽橋那恵(同小6年)▽天野晃太(近畿大学付属和歌山中2年)