月夜の下のんびりと ふたご座流星の群観望会
グルメや音楽を楽しみながら星を観察する「ふたご座流星群観望会スターパーティーinキミノ」が13日、紀美野町文化センターで開かれた。訪れた約500人の家族連れらは、雲が月にかかるあいにくの天候ではあったが、のんびりと温かい飲食や生演奏を楽しんだ。
和歌山県最大の望遠鏡を備えたみさと天文台があり、星空の美しい町をより多くの人にPRしようと町観光協会(岡本尚会長)が主催。
会場には町内外の12店によるピザ、おやき、イノブタシチュー、栗ぜんざいなど、温かいグルメがずらり。会場内のテーブルを横笛と太鼓の演奏が巡回する場面もあり、来場者らは夜空の下で思い思いに過ごしていた。 くじ引きでは和歌山市の村上美乃留ちゃん(10)に双眼鏡が当たり、冷え込みの中でも「走り回っているので寒くないです」とにっこり。母親の由香子さん(47)は「初めて来たので会場までの道中は不安でしたが、会場が良い雰囲気で楽しいです」と話していた。
岡本会長は「星をテーマに、大切な人と出掛ける場所の提供を続けていきたい」と話していた。