新年最初の贈り物 郵便局で年賀状配達式

2020年の年賀状の配達が元旦から全国の郵便局で始まり、和歌山県和歌山市の和歌山中央郵便局(石橋守局長)では午前7時40分から出発式が行われた。

石橋局長は、新年最初の贈り物となる年賀状を大切に届けるよう配達員らに呼び掛け、日本郵便近畿支社郵便・物流品質管理部の春名敏部長、来賓の尾花正啓市長らとテープカットを行った。

配達員らは年賀状を積んだバイクにまたがり、新年最初の陽光が照らすまちへと出発した。

メールや無料通信アプリ、SNSなどの普及により年賀状の利用は減少傾向が続いている。元旦の配達枚数は、同局で約285万3000通、県内全体で約1134万通(前年比10・6%減)、近畿2府4県で約2億3987万通(同10・0%減)、全国で約12億8670万通(同10・2%減)となった。

中央郵便局からバイクで出発する配達員

中央郵便局からバイクで出発する配達員