有効求人1.40倍 県内12月横ばいから改善
和歌山労働局が発表した昨年12月の和歌山県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・40倍(前月比0・03ポイント上昇)で、前月の横ばいから改善に転じ、近畿は1・59倍(同0・02ポイント上昇)、全国は1・57倍(前月と同じ)だった。
新規求人(原数値)は前年同月比10・8%増の5830人で3カ月ぶりの増加。有効求人(季節調整値)は前月比1・3%増の1万8105人で2カ月連続の増加だった。新規求人を産業別に見ると、公務(454人増)、建設業(94人増)、医療・福祉(69人増)などで増加し、製造業(63人減)、宿泊・飲食サービス業(35人減)などで減少した。
新規求職者(原数値)は、前年同月比1・6%増の2152人で3カ月ぶりの増加となった。
有効求職者(季節調整値)は前月比1・0%減の1万2922人で3カ月ぶりに減少した。新規求職者(パート含む常用、原数値)のうち在職者は655人、離職者は1334人だった。
正社員について(いずれも原数値)は、有効求人倍率は1・02倍で、前年同月比0・02ポイント上昇。有効求人は同1・2%増の7081人、有効求職者は同1・1%減の6945人となった。