脳みそで感じるアート 信愛短大4人が絵画展
和歌山信愛女子短期大学(和歌山県和歌山市相坂)の学生4人が24日まで、同市のぶらくり丁内almo(アルモ)ギャラリーで絵画展を開いている。
「短大の絵画展~脳みそに健やかなエッセンスを~」と題した展覧会。出品しているのは有北ことりさん(19)、岡崎葵さん(19)、本山葉月樹さん(19)、吉田朱理さん(19)。絵を描くのが好きな4人は昨年の春に入学。野村真弘助教(32)の美術室に自然と集うようになり、互いに刺激し合う自主的なグループとして発足した。10月に絵画展の準備を開始。アクリルや水彩などのさまざまな画材で描く技術を野村助教に教わり、自分たちが伝えたいことを20点の作品に込めて展示している。
「癒しの共感」「幸福感」「自己投影」など、それぞれのテーマで自由に表現。4人のうち、家族を題材にした本山さんは「最初、『自由に描いてみて』と90㌢×150㌢の大きな紙を渡され、初めて馬乗りで体全体を使って表現し描く楽しさを教えてもらいました」とにっこり。
野村助教は「4人とも画風や伝えたいことは違い、多くの方に表現のエッセンスを脳みそで感じてほしい。共感したり、新しい自分を発見したり、見た方に何かを感じてもらえればうれしいです」と話している。
午前11時から午後6時まで。問い合わせは同ギャラリー(℡073・499・4354)。