防災意識高揚PR 聖火ランナー小崎由起子さん
和歌山県岩出市初の女性消防団員として活動を行う中で防災意識の大切さを認識するようになった。聖火ランナーでは「女性消防団員の存存を多くの人に知ってもらい、人々の防災意識を高めたい」と意気込んでいる。
好奇心旺盛で、日頃からなかなか経験できないことに挑戦したいと消防団に入団。現場や捜索活動などで火災だけでなく自然災害の怖さも感じた。火災防止の啓発やパトロール、年末は歩いて火の用心を呼び掛けるなどの活動をする。
趣味は学生時代から打ち込むバドミントン。「スポーツは感動や苦労、喜びといった物語が見えるのが良いところ」と笑顔で魅力を語る。
東京五輪で注目するのはもちろんバドミントン。ロンドンオリンピックの時のダブルス「タカマツペア」の優勝は印象に残る。「今回は自国開催。もっと盛り上がる。日本選手には多くの人に感動を届けてくれるプレーを見せてほしい」と期待を寄せる。
まさか自分が聖火ランナーに選ばれるとは思わず、驚いたという。「スポーツをやる人にとって、憧れ。なかなか経験できないのでうれしい。多くの人の前を走れる楽しさを味わいたい」とやる気十分。「団員が増えるきっかけになれれば」と話している。