和歌山市立学校も休校 幼稚園や学童は実施
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、和歌山県が12日まで県立学校を一斉休校とし、市町村と私立学校にも同様の措置を要請したことを受け、和歌山市も8日に再開予定だった市立小中学校、義務教育学校、高校69校2分校(小50校1分校、中17校1分校、義1校、高1校)を休校とした。
県内での感染拡大や、近隣の大阪府が新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言区域となったことを受けての措置。
市によると、臨時休校に伴い、新学期の始業式は行わないが、入学式は新入生と保護者各家庭1人、教職員のみの出席に限定し、感染防止対策をした上で8、9日に実施。部活動は中止し、小中学校は12日までに、教科書などを配布する機会を設ける。
若竹学級(学童保育)は8、9日は午前8時~午後6時半、10日は午後1時~6時半、11日は午前8時~午後5時で実施し、10日午前は学校で教員が預かる形で対応する。
13日以降の再開の可否は、10日までに決定する。3月は臨時休園とした市立幼稚園は、利用のニーズが高いことから、今回は休園しない。