県IR公募に2社 11月に事業者を決定

カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指す和歌山県は1日、クレアベストニームベンチャーズ㈱(東京都)とサンシティグループホールディングスジャパン㈱(同)の2社が事業者の公募に応じたと発表した。

県は和歌山市毛見の和歌山マリーナシティへのIR誘致を目指し、3月末に事業者の公募を開始。4月30日まで参加資格審査書類の提出を受け付けていた。

クレアベストグループはカナダのトロントに本社があるIR投資会社で、米国や英国、インドなどでゲーミング事業に携わっている。サンシティグループはマカオなどアジア各地でカジノ関連事業を展開しており、今夏にはベトナムでのIR施設オープンを予定している。

県は5月中旬に参加資格審査結果を公表し、11月中旬に事業者選定の予定。