学童保育にじゃばら飴 ファイブワンが寄贈

「休校が続く子どもたちを笑顔に」と、ジャバラ商品を製造販売する和歌山県和歌山市三の㈱ファイブワン(坂本正博社長)は、市内小学校の学童保育(若竹学級)を利用する児童に自社商品「じゃばら飴(あめ)」を寄贈。市と、市から委託され若竹学級を運営する同市友田町の㈱KEGキャリア・アカデミー(角野寛典社長)から感謝状が手渡された。

寄贈されたあめは花粉症に悩む人らに愛用される同社の人気商品。192ケースを学童保育などで長時間過ごす児童たちにプレゼントした。

若竹学級は50校に96学級あり、1学級に2種類のあめを1ケースずつ分ける。

KEGで行われた感謝状の贈呈式で坂本社長は「大変な環境の中、不安だと思いますが、あめで楽しい気持ちになってほしい。学童を利用している人が身近にいるため、保護者の方や子どもたちの心の支えになればと思います」と話した。

角野社長は「子どもたちは長時間同じ空間にいるので、そろそろ疲れを感じている。あめ1個でも人からの心のこもったプレゼントをされることは、子どもたちのいい思い出となり、先が見えない不安の中で私たちを気に掛けてくれている人がいるんだと温かな気持ちになります」と話した。

角野社長㊧にあめを手渡す坂本社長

角野社長㊧にあめを手渡す坂本社長