和市に除菌電解水給水器寄贈 エコ・トップ

住宅設備の施工、販売などを手掛けるエコ・トップ㈱(和歌山県和歌山市川辺、上田浩司代表取締役)は13日、新型コロナウイルス感染拡大により消毒液が不足している事態に役立ててもらおうと、除菌電解水給水器2台を和歌山市に寄贈した。

除菌電解水給水器は、除菌・脱臭効果がある次亜塩素酸による微酸性電解水を精製するもの。感染拡大に伴い、アルコール消毒液に続いて次亜塩素酸水も品薄となり、精製する機器も製造が追い付かなくなる中、同社は取引先が製造する給水器を調達した。

市役所市長室で寄贈式が行われ、尾花正啓市長は「消毒液が手に入りにくくなっており、大変ありがたい申し出を頂いた」と述べ、上田代表取締役に感謝状を手渡した。

上田代表取締役は「消毒液が不足していると聞き、少しでも貢献できればと思う。お役に立てばうれしい」と話した。

寄贈された給水器は市保健所と市役所本庁舎に設置し、庁内の除菌や、庁外業務がある職員の使用などに役立てる。

 

尾花市長㊧に除菌電解水給水器を手渡す上田代表取締役㊥