お菓子と花火で笑顔を 福島小にプレゼント
和歌山市立福島小学校(中村祐佳子校長)に、スクールボランティアと地域で子ども食堂を開催している冒険こども食堂(金川佳史会長)から、お菓子と花火がプレゼントされた。
長期にわたる休校で、ストレスがたまっている子どもたちのケアと、平常時より増えている家庭の食費を緩和できればと赤い羽根共同募金の助成を受けて実施。全校児童160人にお菓子と手持ち花火のセットが配られた。
プレゼントは分散登校で学校に来た児童に各教室で配布。28日には4年生の児童に配られた。プレゼントを受け取った山田涼太君は「花火はお姉ちゃんと遊んで、お菓子は家族で食べたい」、喜夛優花さんは「家にいる間は宿題して、妹と遊んでた。もらった花火でたくさん遊びたい」、大西柚奈さんは「ずっと家にいるのは退屈だったので、家族で楽しく遊びたい」と話していた。
金川会長は「子どもたちが元気そうで良かった。子どもの余暇や遊びへの支援は忘れられることが多い。新型コロナウイルスの影響はまだ続くので、子どもの心や生活、学習をサポートできるネットワークづくりもしていかなくてはならない」と話した。