コロナ後の理想の世界 アート教室が動画
和歌山県和歌山市加太のアート教室「アートホームふらり」(佐竹幸代表)はインターネットの動画投稿サイト・ユーチューブで、子どもたちが描いた未来の地球の絵を配信している。
動画制作のきっかけは、佐竹さんの次男で小学校3年生の風楽(ふら)君の「コロナが終わった後の世界ってどんなんやろう?」という言葉からだったという。
佐竹さんは世界中で疫病が流行する中、明るい未来を心にも絵にも描けるよう願いを込めて「未来の地球アートの輪プロジェクト」を立ち上げた。
参加したのはSNSなどで募った85人の子どもたち。それぞれのメッセージとともに、描いた絵を手にした子どもたちが映し出される。風楽君が英語で「We are the world」を歌い、佐竹さんの友人のギタリストASAKOさんが演奏を担当。絵にはさまざまな国の人々が笑顔で手をつなぐ様子、花や動物、自然に彩られた地球などが描かれている。
佐竹さんは「想像力は人を思う気持ちだと感じます。これからの世界をつくっていく子どもたちのエネルギーを広げたい」と笑顔。
ASAKOさんは「この企画を聞いたとき頑張り屋の佐竹さんを音楽で応援したかった。こんなすてきなイベントに音楽担当として参加できてうれしい」と話した。
動画はインターネットで「未来の地球アートの輪プロジェクト」で検索すれば視聴できる。