津森投手白星一番乗り ソフトバンク逆転V
プロ野球・西武―ソフトバンク2回戦が24日、メットライフドーム(埼玉・所沢)で行われ、ソフトバンクの3番手で登板した東北福祉大出身のルーキー津森宥紀投手(和歌山ビクトリーズ、和歌山県立和歌山東高出身)が初勝利を挙げ、12球団の新人では白星一番乗りを飾った。
21日のロッテ戦では、先発した二保の危険球退場により、スクランブル登板した津森は、いきなり井上に満塁本塁打を浴びるほろ苦いスタートとなったが、その後の打者12人から4奪三振と力投、無失点に抑えた。
工藤監督の期待に応え、2回目の登板となった24日の西武戦は、2点をリードされた5回、最初の打者山川に死球を与えたものの、外山、中村を中飛に打ち取り、続く栗山からは三振を奪い、勢いに乗る西武打線をシャットアウト。6回に飛び出した今宮の逆転3点本塁打を呼び込む好投が光った。