海開き前に美しく 加太海水浴場で清掃活動

海開きを前に、和歌山県和歌山市の加太海水浴場で27日、地元ボランティアらによる清掃活動が行われた。

清掃してきれいになった海で海水浴客を迎えようと実施。加太地域活性化協議会が実施し、同地域の観光協会や連合自治会、日本たばこ産業㈱(JT)和歌山支店などから約60人が参加した。

マスク姿の参加者は火ばさみや熊手を手に砂浜を歩き、流木や雑草、空のペットボトルや包装の切れ端などを拾い集めた。砂を掘り起こし、大きな石も回収していた。

昨年も清掃活動を実施したJT和歌山支店の大野大輔支店長(51)は「去年はみんなでできたが、ことしは市内に住む社員だけの参加となった。せっかく海開きをするならきれいな海に来てもらいたいと思う。持続可能な開発目標の取り組みとして、1人でも、みんなでもできることから参加していけたら」と話していた。

同海水浴場では、海と海水浴客の安全管理も兼ねて7月1日に海開きをする予定。

砂に埋まったごみを拾う参加者

砂に埋まったごみを拾う参加者