インテリックス 全国初プラチナえるぼし認定 

和歌山労働局(池田真澄局長)は㈱インテリックス(和歌山県和歌山市里、木村明人代表取締役社長)を女性の活躍推進に関する取り組む企業の中でも実施状況が特に優良な「プラチナえるぼし」に認定した。プラチナ認定は全国で初めて。

「えるぼし」認定は女性活躍推進法に基づき、行動計画を策定した企業のうち、正社員に占める女性労働者の割合が産業ごとの平均値以上であること、過去に在籍した女性の通常の労働者として再雇用した実績があることなど、一定基準を達成すると認定される。プラチナえるぼしは女性活躍推進法の改正に伴いことし6月に創設され、管理職に占める女性の割合が産業ごとの平均値の1・5倍以上であることなど、えるぼし以上に高い五つの基準を達成した企業が得られる特例認定となっている。

同社は2017年にえるぼし認定、ことし6月に子育てしやすい職場環境の整備に取り組む企業の「くるみん」認定を取得。正社員に占める女性の割合が56・4%(製造業は平均19・8%)、女性管理職の比率が30・8%で製造業平均の6・5%の1・5倍以上、全ての雇用管理区分の法定時間外労働などにおける五つの認定基準を達成した。

認定通知書の交付は同社で行われ、池田局長から木村社長に認定証が手渡された。認定について同社は「さらにプライベートと仕事の両立をサポートする取り組みを充実させ、男女問わず若者、子育て、介護世代全ての社員にとって働きやすい職場づくりを進めていきたい」としている。

認定通知書を受け取った木村社長㊧と池田労働局長

認定通知書を受け取った木村社長㊧と池田労働局長