海南高の定時制廃止へ 県教委が意見募集
和歌山県教育委員会は生徒数が減少している県立海南高校定時制課程の生徒募集を2022年度から停止し、24年度末に廃止する案を発表した。8月13日まで県民から意見を募り、最終決定する。
県教委によると、同校の定時制課程は1948年に開校したが、近年、志望生徒が減少し、本年度は新入生がゼロとなっている。「県立高校再編整備基本方針」では定時制高校で募集定員の20%未満の状態が2年続いている場合は統廃合を検討することが示されている。
再編整備案は県教育委員会ホームページ、県庁の情報公開コーナー、県教委総務課、教育センター学びの丘で閲覧できる。意見は日本語で書き、名前、住所、電話番号を明記し、郵送、ファクス、メールで県教育庁教育総務局総務課(〒640―8585和歌山市小松原通1の1、FAX073・432・4517、メールe5001001@pref.wakayama.lg.jp)へ。8月13日必着。問い合わせも同課(℡073・441・3641)。