貴志川は逆転負け 好機にあと1本出ず

6日目
【第3試合・2回戦】

貴志川 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3
新翔 0 3 2 0 0 0 0 0 × 5

〔貴〕松本、尾花―南〔新〕原、和田―中村▽2塁打=大石(新)

貴志川は1回表、四死球で無死満塁とし、梶谷の左犠飛で1点を先制。さらに安井の左前適時打や押し出し死球で2点を加えた。2回以降は代わった相手の2番手・和田の前に好機であと1本が出なかった。

先発の松本は毎回走者を背負うなど立ち上がりからリズムに乗れず、5回を投げ終えて降板するまでに5失点、100球を要する苦しい投球となった。6回から救援した尾花は持ち味の打たせて取る投球が光り3回を無失点に抑えたが、打線の援護に恵まれなかった。

秦野俊哉監督は「初回に幸先良く点を取れたのは良かったが、低い打球を打つつもりがフライアウトが多くなり、思うような攻撃ができなかった。守備のミスはある程度計算に入れていた」と振り返り、「3年生はまだ足りないものがあることを財産として後輩たちに残してくれた。選手たちは一生懸命にやった」と話していた。

1回表、犠跳で南が生還し、先制(貴志川)

1回表、犠跳で南が生還し、先制(貴志川)