コロナの夏、暑さ本番 熱中症予防へ対策を
新型コロナウイルスの影響で短くなった県内の夏休みは、厳しい暑さの日が続いている。
和歌山地方気象台によると、10日の和歌山市の最高気温は、8月に入って初めて、7月21日以来となる35度を超え、35・3度の猛暑日となった。
5~10日は6日連続で最低気温が25度を上回る熱帯夜となり、特に9、10日は2日続けて28度を超え、寝苦しい夜が続いている。
11日も午後2時現在で最高気温が34・5度の厳しい暑さとなり、湿った空気の影響で蒸し暑さも感じられた。
12日の和歌山県内はおおむね晴れる見通しで、北部の最高気温は34度と予想されている。
新型コロナの影響もあり、夏休みの外出は屋外の施設や観光地がにぎわっており、熱中症対策や健康管理に特に注意が必要となっている。
市保健所は、屋外で人と2㍍以上の十分な距離を確保できる場合はマスクを外すことや、マスクを着けている間は負担のかかる作業や運動を避けること、冷房時でも換気扇や窓の開放で換気をすることなどの対策を呼び掛けている。