「メガたま駅長」登場 コロナ終息願い催し
和歌山電鐵㈱(和歌山県和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)の名誉永久駅長「たま」が大明神となり、たま神社に鎮座し5年を迎えたことを記念したイベントが11日、紀の川市貴志川町神戸の貴志駅で行われた。
新型コロナウイルス感染症の終息と貴志川線の永続を神社に祈念し、明るい話題を提供しようと実施。小嶋社長は「たま大明神5周年記念のお参りをしてもらい、貴志川線のお宝グッズを買っていただいて思い出にしていただければ」とあいさつ。
小嶋社長は、マネージャー駅長のニタマや、伊太祈曽駅長のよんたまと神社に参拝し手を合わせた。駅横には横2㍍以上、高さ約1・5㍍の「メガたま駅長」を展示。来場者はその大きさに驚きながら写真に収めていた。
よりすぐりのお宝放出販売イベントでは、同線の駅名が書かれたプレートや犬くぎ、踏切矢灯、圧力計などを展示販売した。
大阪府から訪れた10代男性は「3日前にニュースで知って来た。珍しいグッズを買えてうれしい。貴志川線は電車がカラフルで細かいところにも力を入れているので好きです」と話した。
小嶋社長は「根強いたま人気。こうやって全国から来ていただきありがたい。皆さんの気持ちが届いて新型コロナを退治してくれると思う」と話した。