渾身の作品並ぶ 華水会が水墨・墨彩画展
水墨・墨彩の華水会(小川華瓣会長)は11日まで、和歌山県和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館展示室で35回展を開いている。
県内の他、阪南市に住む30~90代の会員が軸、額、色紙で計70点を出品。
会場には島原城やたこ、あさがお、白川郷の田植え、夏野菜、新緑の醍醐寺などを題材に白と黒の濃淡やにじみなどを生かした作品が並ぶ。
水墨画を始めて約30年という林史枝さん(81)は「みんなが頑張って描いた渾身(こんしん)の作品ばかり。会員の腕も上がっていると思う。見てもらえればうれしい」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は午後3時)まで。問い合わせは同館(℡073・432・1212)。