県産柿やミカン 首都圏の百貨店でフェア
和歌山県とJAグループ和歌山は、首都圏の高級百貨店で「和歌山フェア」を開催し、柿やミカンをはじめ旬の県産フルーツなどの魅力をPRしている。
県食品流通課によると、三越日本橋本店では21~27日の日程で「柿でハロウィンフェア」を開催中。ハロウィンパッケージで紀の川柿、たねなし柿などを販売し、購入者には柿のハロウィンデコレーションステッカーなどを配布する。
伊勢丹新宿店では、県が育成した甘柿のオリジナル新品種「紀州てまり」の初出荷・初売りフェアを、28日~11月3日に開催する。大玉で高糖度の果実を厳選し、同店とのコラボレーションギフトとして販売する。
三越銀座店では11月18~24日、ミカンと柿を中心に和歌山フェアを開く。有田みかん、紀の川柿、富有柿などの農産物や加工食品などをアピールする。
また、レストラン、カフェへの食材提供も行い、11月18~30日には都内の3店舗で、「柿と白菜のランチ総菜」「富有柿のスムージー」「みかんコンポートバニラアイス添え」などのメニューが楽しめる。
新型コロナウイルスの影響で試食販売が難しく、通常時のフェアに比べ販売量や客単価はダウンすると予想されるが、継続的なPRにより、首都圏での県産フルーツの魅力浸透を目指している。