甘露寺パンケーキ 紀の川市のカフェに登場

和歌山県紀の川市が同市貴志川町を「恋の聖地」とすることを目指し展開しているプロジェクト「かんろじまえのひ・み・つ」の企画の一環で、浄土宗の寺「甘露寺」からほど近いカフェ「ちゃあちゃんかふぇ」(江原桂子店主)に7日から新メニュー「甘露寺パンケーキ」が登場する。

「いつかは自分のお店を持ちたかった」という江原さん(57)は、学校給食や飲食店の仕事を経て約4年半前に同店をオープン。店名は孫から呼ばれていた愛称が「ちゃあちゃん」だったから。開店当初はオムライスの専門店だったが、現在はランチとスイーツが楽しめるカフェとなっている。

「甘露寺パンケーキ」は2段の自家製パンケーキの上にバターと巣蜜を乗せ、周りには紀の川市産の果物(季節により内容が変わる)がたっぷりと盛られている。さらに同店名物の手作りプリン、ホイップクリームとフルーツソースがワンプレートに盛り付けられており、ドリンク付きで900円(税込み)とリーズナブル。数量限定で、来年3月までの限定商品。

江原さんは「恋の聖地ということで、かわいい女の子をイメージして、いろんな方のアドバイスを得て試行錯誤して作りました。このプロジェクトで市が活性化すれば」と笑顔で話している。

午前11時~午後5時(甘露寺パンケーキはカフェタイムの午後2時半~5時)、OS4時半、定休日=月曜、第1・3日曜。問い合わせは同店(℡0736・60・2952)。

同店を訪れる前に甘露寺に参拝したことを証明できるものを提示(携帯の画像を見せる、御朱印を見せるなど)すると、同商品が通常価格から100円引きの800円(税込み)で提供してもらえる。

巣蜜とバターがのった2段のパンケーキの周りには紀の川市産のスイーツが山盛りに

巣蜜とバターがのった2段のパンケーキの周りには紀の川市産のスイーツが山盛りに