税の大切さ考える 海南駅で習字と作文展示

海南・海草租税教育推進協議会(和歌山県海南市名高、佐々木浩会長)は20日まで、海南市のJR海南駅構内の市物産観光センターかいぶつくんで、児童や生徒による税に関する習字と作文を展示している。

国税庁の「税を考える週間」(11~17日)にちなみ、税について関心を持ってもらおうと、同協議会が毎年実施している。習字は小学生、作文は中高生を対象に募集。習字の優秀作と作文の最優秀の計16点を展示している。

新型コロナウイルスの影響もあり応募数は前回より少ないものの、習字は同市と紀美野町の小学生から100点が集まった。

市長賞に日方小学校6年生、西潟麻緒さんの「青色申告」、町長賞に野上小学校5年生、藪夕佳子さんの「税金」が選ばれた。

作文は中学生の部に344点の応募があり、市立亀川中学校3年生、中井咲良(さくら)さんの「税金を有効に」が大阪国税局長賞に、高校生の部では182点の中から慶風高校3年生、髙屋琴愛(ことえ)さん「税があって良かった」が県知事賞に選ばれた。

展示は午前9時から午後6時(最終日は3時半)まで。その他、習字で優秀作品(同協議会賞)に選ばれたのは次の皆さん。

岩本璃子(内海)▽丸井優(大野)▽藤田芽衣(亀川)▽小倉琥桜(巽)▽榎春夏(北野上)▽森脇万葉(中野上)▽花本結(南野上)▽大西心(加茂川)▽古田華乃(大東)▽玉置美羽(同)▽西谷櫻典(下津)▽西上竜生(下神野)

作品に見入る来場者

作品に見入る来場者