鬼滅やチコちゃんも 山口小に手作りかかし

和歌山県和歌山市の山口地区連合自治会(平岡卓治同会長)内の「山口まちづくり協議会」は、米の収穫時期に合わせて制作したかかし20体を、同市里の市立山口小学校敷地内に飾っており、バラエティー豊かな姿が児童や地域住民の目を楽しませている。

制作は山口小、山口幼稚園、福祉型児童発達支援センター「こじか園」などに通う地域の子どもたちの他、同地区の各種団体、住民有志らが協力して行った。

かかしは、実った稲を守る田んぼでの役目を終えた後、同小に集結。大人気アニメ『鬼滅の刃』やNHKの『チコちゃんに叱られる!』のキャラクターなど、力作ぞろいの多彩なデザインが並び、校内をにぎやかにしている。

制作を担当した同協議会の石川さわさんは「山口の地域資源である農業を生かし、活動を通して地域の子どもたちが住民とつながることを目指しています。見ていて笑顔になるかかしがたくさんできてうれしい」と話していた。

山口小学校に並ぶかかしを眺める平岡会長

山口小学校に並ぶかかしを眺める平岡会長