オンラインでも発表 智弁小学校で文化祭

智弁学園和歌山小学校(和歌山県和歌山市冬野、渡瀬金次郎校長)で12日、文化祭が開かれ、全学年約440人が日頃の学びの成果を発表した。

新型コロナウイルス感染症の拡大を予防する観点から児童のみ参加。保護者は「マイクロソフト Teams」を活用したオンラインによるライブ配信で見守った。

4年生は総合時間に取り組んだ「米づくり」を通して得た体験や調査を芝居を交えながら発表。また、ことし入学の1年生については、保護者が来校できず子どもの様子が間近で見られないことから、VTRで学校生活を送る児童の成長ぶりを紹介するなど、6年生を除く5学年による学習発表の場として実施した。

1年生の佐久間菫(すみれ)さん(7)は「楽しく練習ができた。大好きな担任の森下先生役で出演して、とてもうれしかった」と笑顔。教員の藤田貴憲さんは「それぞれの学年の頑張りを間近で知ることができ、子どもたち同士の学びを深めるため行っています。保護者の皆さんに子どもたちの頑張っている姿を見てもらって、家に戻った時に話題にしてもらえれば」と話していた。

 

行進をして火災予防を呼び掛ける園児ら