入賞96作品決まる 第62回文芸まつり

「第62回文芸まつり」(和歌山文化協会主催、本紙など後援)の入賞作品が決まった。作文、詩、俳句、川柳、短歌、散文の部門で募集。小学生・中学生の部で662人、高校生・一般の部で449人から応募があり、96作品が入賞した。新型コロナウイルスの感染拡大状況から、表彰式は中止とした。主な賞の入賞者は次の皆さん。

【小学生・中学生の部】

《俳句》文化協会賞=松村泰知(向陽中3)走り切り癒しの夕焼独り占め

《短歌》和歌山市長賞=金川宗右(伏虎義務教育学校1)くさむらにきらりとひかるにじのいろほうせきのはねやまとたまむし

《川柳》県知事賞賞=山田彩永(和大付属小4)ひまわりにあっというまにせをぬかれ

《詩》わかやま新報賞=川﨑もえ(雑賀小4)「人と人との心のつながり」

《作文》和歌山青年会議所理事長賞=河野仁宥(川永小3)「はじめての海つり」

【高校生・一般の部】

《詩》県知事賞=西中ひかり(市立和歌山高)「あの瞬間」

《散文》和歌山市教育委員会賞=浦木逸子(橋本市)「風の森」

《俳句》県議会議長賞=福本秀昭(和歌山市)炎帝に吠えグラウンドに散る球児

《短歌》和歌山市議会議長賞=平田良子(和歌山市)老いたらば窓辺に寄りて本を読むそんな日のため揺り椅子買わん

《川柳》和歌山市長賞=堀冨美子(和歌山市)緩んだか丸くなったか棘がない