新たに3人が感染 新型コロナ県内590人に

和歌山県は23日、県内で新たに30~80代の男女3人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の累計感染者数は590人となった。3人が退院し、23日午後1時時点で31人が入院している。

居住地別の感染者数は和歌山市1人、岩出保健所管内2人。

和歌山市感染者は30代会社員男性。19日から味覚、嗅覚の異常、咽頭痛、鼻づまりなどが続き22日に医療機関を受診し、陽性が判明した。症状は安定している。大阪市内に通勤していた。

岩出保健所管内の感染者は50代パート職員女性、80代無職女性でいずれも無症状。50代女性は9日に感染が発表された20代女性の同居家族。同日に濃厚接触者として検体を採取した際は陰性だったが、別の同居家族が感染。22日に再び検体を採取したところ、陽性が判明した。80代女性は21日に感染が発表された20代男性の同居家族。

県福祉保健部の野㞍孝子技監は同日に県庁で記者会見し、「大勢の方での飲食は避けていただきたい。鍋料理を共同で食べるのは控えてほしい。体調の悪い方は家族とは別に過ごしていただきたい」と呼び掛けた。

 

感染予防対策を呼び掛ける野㞍技監㊧