新年祝う「かわらけ」 天守閣で1000人に配布

和歌山城の天守閣前で1日、新年を祝い、恒例の素焼きの杯「かわらけ」が先着1000人に無料で配られた。

「令和三年辛丑(かのとうし)元旦 和歌山城」の文字と徳川家の三葉葵の紋が入ったもので、午前6時に配布がスタート。尾花正啓市長が「おめでとうございます」「おはようございます」と声を掛けながら配った。

天守閣前の広場には、和歌山城のゆるキャラで、おもてなし忍者犬「うめ」も登場。感染防止対策にマスクを着け、天守閣を背景に市民らとカメラに収まるなど人気を集めていた。

かわらけを受け取った市内の男性(23)は「ことしは年男なので、記念になればと初めて来ました。新年の良いスタートを切れそうです」と笑顔だった。

 

笑顔で「かわらけ」を配る尾花市長