アルパカの夫婦 お城の動物園に仲間入り
和歌山城公園動物園に昨年末、新たにアルパカの夫婦が仲間入りした。
「信州塩尻農業公園チロルの森」(長野県塩尻市)の閉園に伴いやって来た2頭のアルパカは、雄の「パルル」と雌の「アルル」で、ともに10歳。主食の干し草を仲良く食べる様子が見られる。
同園の飼育員、結城優里(ゆり)さんは「特にパルルがアルルにメロメロで、2頭のラブラブな様子に癒やされる」と話す。
一般的にアルパカの寿命は15~20歳だが、15歳くらいまでは繁殖が可能といい、和歌山城整備企画課の湯川英明企画員も新たなアルパカの誕生に期待を寄せる。
チロルの森でもふれあい体験をしてきた2頭は人馴れもしており、湯川企画員は「新型コロナの影響で動物とのふれあいを中止しているが、アルパカとのふれあいができる日まで、ふわふわという言葉がぴったりなアルパカを見ながら楽しみに待っていてほしい」と話している。
アルパカは園内童話園の奥、馬舎の横にいる。問い合わせは同園(℡073・424・8635)。