県立高再編案の説明会 9日~県内15会場で

和歌山県教育委員会は、県立高校再編整備の骨子案の説明・懇談会を、9~20日に県内15会場で開く。参加申し込みを受け付けている。

県教委は昨年、諮問機関の「きのくに教育審議会」から、中学校卒業者の減少を踏まえ、全日制29校を2034年には20校程度とするのが適正との答申を受け、再編整備案の作成を進めてきた。

骨子案の説明・懇談会は当初、1月13日~2月5日に全29校で開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期。県内の感染状況が落ち着いてきたため、会場を大規模ホールなど15カ所に変更し、実施を決めた。

県内を和歌山市、紀北、紀中、紀南の4エリアに分け、各エリアにどのような学校や教育を整えるのかを説明する。同じエリアの会場は説明内容も同じ。

参加希望者は、開催日の2日前までに名前、所属(任意)、連絡先をメールで県教委総務課に連絡する。延期前に申し込んでいる人には各学校から連絡がある。当日参加も可能だが、会場の状況によって入場できない場合がある。詳細も同課(℡073・441・3641)。

本紙エリアの日程と会場は次の通り。

9日午後6時半~=県民文化会館小ホール(和歌山市小松原通)▽10日午後6時半~=海南ノビノスホール(海南市日方)▽17日午後6時半~=貴志川生涯学習センター文化ホール(紀の川市貴志川町長原)▽19日午後6時半~=粉河ふるさとセンター大ホール(同市粉河)▽20日午後1時~=県民文化会館大ホール