副市長に富松氏就任へ 和歌山市議会が開会
和歌山市議会2月定例会が22日、開会し、市当局は総額1446億6432万円の2021年度一般会計当初予算案、任期満了を迎える森井均副市長(64)の後任に市教育長の富松淳氏(65)を選任する人事案など議案67件と市長専決処分の報告・承認2件を提出した。
富松氏の副市長人事案は同日中に同意され、任期は24日からの4年間。
尾花正啓市長は21年度の施政方針について、「新型コロナウイルス対策を優先しつつ、地方創生の新たな潮流をまちの持続的発展につなげ、市民の皆さまへ安心を届ける」と述べ、予算案を「暮らしを守り、未来へ希望をつなぐ予算」と位置付けた。
2月市議会は、20年度補正予算関係の議案を先に審議し、26日に採決を行い、その後21年度当初予算関係議案の審議に移る。会期は3月12日までの19日間。代表質問は1日、一般質問は2日、常任委員会は2月24、25日、3月3~5、8~11日に行う。