沖縄が舞台の物語 演劇大学が市民会館で公演へ
和歌山演劇大学の受講生による公演「キジムナー・キジムナー」が6、7日に和歌山市民会館小ホールで開かれる。2月27、28日には本番に向けた通し稽古が同ホールで開かれた。
和歌山演劇大学は2007年にスタート。文学座や青年劇場から俳優や演出家を講師として招き、演劇や演技を基礎から学んでいる。本年度は約40人が受講している。
上演作品の「キジムナー・キジムナー」は、沖縄を舞台に、引きこもりの青年と精霊キジムナーの出会い、息子の引きこもりに悩む家族を描いた物語。青年劇場の佐藤尚子さんは「芸能や文化にふれることで元気をもらう時がある。コロナ禍が続く中、芸能や文化の重要性を伝えられるのでは」と話している。
公演は6日午後6時からと7日午前11時から、午後4時から。全席自由。入場料は一般1000円、小中高生500円。未就学児は無料。当日券はそれぞれ200円増となる。チケットは同館、和歌の浦アート・キューブ、ローソンチケットなどで取り扱っている。
問い合わせは同館(℡073・432・1212)。