和歌山城をきれいに 不動産業者らが清掃
和歌山住まいの研究会(小畑栄也会長)の会員らは3日、和歌山城で清掃活動を行った。
同研究会は不動産、建築などの仕事に携わる約90人で構成され、法制度、税などについての勉強会を開いている。ことしで設立から30年となるのを機に、地域貢献活動により力を入れる方針を固めている。
和歌山城での清掃活動は初めて。この日は会員約30人が天守閣入り口の近くに集合。ごみを拾う火ばさみと黄色のごみ袋を手に、石垣沿いにごみが落ちていないか見て回り、たばこの吸い殻やプラスチック容器、ビニール袋などを見つけると素早く拾って次々とごみ袋に入れていった。
小畑会長は「ごみの量は思ったよりかなり少なく、きれいだった」と話し、活動について「和歌山を元気にしたいと思っており、何か和歌山に貢献できることはないかと考え清掃活動を行うことにした。今後も地域貢献活動に力を入れ、市内のいろんなところを清掃していきたいと考えている」と話していた。