バレーボールなど寄贈 三友工業が和工に

和歌山市湊にある土木建築施工会社の三友工業㈱(矢部昌俊代表取締役社長)は、コロナ禍の中、部活を頑張る生徒を応援しようと、県立和歌山工業高校(同市西浜)に陸上競技用スターティングブロックとバレーボール公式戦用ボールを寄贈した。同校とは、生徒のインターンシップを受け入れている他、毎年卒業生が就職するなど平素から交流がある。

今回、同校を卒業した社員が陸上部に所属していたこともあり、コロナ禍で部活動が制限される中、ひたむきに頑張っている後輩のために少しでも力になりたいと、陸上競技用スターティングブロック3台とバレーボール公式戦用ボール10球の寄贈を決めた。

同校で行われた贈呈式には、矢部社長、堀謙三社長室室長、OBで元陸上部の木村龍生さんが出席。松本泰幸校長にを競技用品を手渡した。

松本校長は「大変ありがたい。頂いた寄贈品を使うことで現役の子どもたちも先輩の活躍を感じられるのではないか」と話していた。寄贈されたボールなどは、今後各部活動の練習で使用する。

 

(左から)木村さん、堀社長室室長、矢部社長、松本校長(和歌山工業高校提供)