新型コロナ4人が感染 病院でクラスターも
和歌山県は24日、県内で新たに40~90代の男女4人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。県内の累計感染者は2567人となった。24日午前10時時点で141人が入院している。また、新型コロナに感染し入院していた田辺保健所管内の70代女性が死亡したことも発表した。県内の累計死者は40人となった。
亡くなった女性は4月15日に陽性が判明。翌日には肺炎像が確認された。その後状態が悪化し今月24日に死亡が確認された。複数の基礎疾患があったという。
保健所管内別の感染者数は、和歌山市1人、岩出3人。年代別では、40代1人、70代1人、80代1人、90代1人。
岩出保健所管内の90代女性と和歌山市の80代女性は貴志川リハビリテーション病院(紀の川市貴志川町)の入院患者。同病院では、すでに入院患者3人の感染が確認されており、県は県内57例目のクラスター(感染者集団)に認定した。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が8・7人、和歌山市は9・0人、岩出保健所管内が18・6人となっている。