浮島議員を「支える会」 初の世話人会が発足

公明党和歌山県本部は5日、浮島智子衆議院議員(比例近畿ブロック)を「支える会」の発足に向け、県内の教育、経済、スポーツ、福祉関係者らによる初めての世話人会を、和歌山市の県民文化会館で開いた。10月21日に任期満了を迎える衆院の解散総選挙の前に発足し、支持の拡大を目指す。

浮島議員は参院議員1期を経て、2012年12月の衆院選で、西博義元厚生労働副大臣の県内の地盤を引き継ぎ、初当選し、現在3期目。文部科学副大臣、内閣府副大臣などを歴任している。

「支える会」の世話人には24人が名を連ね、坂本順一・学校法人東海学園理事長が会長、西元衆院議員が顧問に就任。世話人会には仁坂吉伸知事、尾花正啓和歌山市長も来賓として出席した。

日本歌手協会がビデオメッセージを寄せ、田辺靖雄会長、山本リンダ理事、松原のぶえ理事ら7人が、新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされた文化・芸術関係者への支援策実現などに尽力した浮島議員の活動をたたえ、支援を呼び掛けた。

坂本会長は、「日本の教育をこれからもっと発展させないといけない。この会を大きくして、しっかり(浮島議員の)政治活動を支えていきたい」と述べた。

浮島議員は「現場の声を聞き、スピード感を持って対応していくことが一番大切」とし、コロナ禍で経済的困難に陥った学生への緊急給付金、わいせつ行為をした教員を学校現場に戻さない新法の3カ月での成立などの取り組みを紹介。今後も現場の声の実現に力を尽くす決意を話した。

初の世話人会であいさつする浮島議員

初の世話人会であいさつする浮島議員