高松小にテレビモニター 山東鐵工所が寄贈

㈱南都銀行と㈱山東鐵工所(和歌山市宇須、河井恒治代表取締役社長)は、地域貢献の一環で、50インチの4Kテレビモニター1台を同市立高松小学校(同市東高松)へ寄贈した。

国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の一つ「質の高い教育をみんなに」などの取り組みを中心に、発行金額の一部で地域の社会的課題解決につながる物品などを同行が購入し、事業者が指定する地方公共団体や学校・病院などに寄付、寄贈する「〈ナント〉SDGs私募債」を同社が利用。同社は、近隣にある同校への寄贈を決め、同校の希望で、密を避け間隔を空けて学習ができるようにと、大きなモニターを贈ることとなった。同社が同校に寄贈するのは、今回で3回目。

18日、同校で行われた寄贈式で、同行和歌山支店の牛尾哲也支店長が同校の島本和昌校長に目録を手渡し、同校からは、同行と同社に感謝状が贈られた。

同社の河井社長は「地元の小学校に貢献できてうれしい。みんなが喜んでくれるのが一番」と話し、同校の卒業生でもある同社の山東幸司代表取締役常務は「十分に活用していただければ」と笑顔。島本校長は温かい支援に感謝しているといい「地域の人たちに支えられているということを子どもたちにも伝えていきたい」と話していた。

贈られたモニターは、大きなディスプレーのない教室で使用するという。

(右から)山東常務、河井社長、島本校長、牛尾支店長

(右から)山東常務、河井社長、島本校長、牛尾支店長