非接触検温器贈る JAながみねが五色台聖苑に
JAながみね(和歌山県海南市大野中、角谷泰宏代表理事専務)は21日、同市、紀美野町、紀の川市の2市1町組合立による総合葬祭施設の五色台聖苑(紀美野町国木原)にタブレット式体温計5台を寄贈した。
JAの地域、農業活性化促進事業の一環で「地元の人たちの役に立てれば」と、同施設の利用者らのニーズがあったため贈った。
同施設は式場3カ所、火葬炉9基を備えており、年間火葬件数は約1500件、一日平均は約5~6件となっている。通夜、告別式の時間が重なることが多くこれまで施設の入り口にはハンドタイプの体温計を使用していた。JAながみねは2018年には同施設に車いすを寄贈しており、寄贈は今回で2回目。
この日同施設で行われた寄贈式で、角谷代表は「地域の人らが集まる施設。安心のために助けになれば」と話し、同施設管理者の寺本光嘉紀美野町長は「コロナ対策のさらなる強化ができる。こんなに立派な体温計を頂き心から感謝します」と述べた。
体温計は、同施設にある数カ所の入り口に設置される。