一日でも長く野球を 市高OB会がエール

第103回全国高校野球選手権和歌山大会の開幕が9日に迫る中、市和商・市高野球部OB会(中村扇一会長)のメンバーが3日、和歌山市六十谷の同校グラウンドを訪れ、選手たちに激励の言葉を贈った。

同校は昨秋の近畿大会で2勝を挙げ4強入りし、春の選抜大会に出場。1勝を挙げた。エースの小園健太投手は投手としての完成度が高い超高校級右腕。主将の松川虎生捕手は高校球界屈指の長距離打者で、投打に能力の高い選手がそろっている。和歌山大会では14日の第3試合で県和歌山と初戦を戦う。

グラウンドを訪れた中村会長は選手たちを前に「いよいよ夏の大会が始まる。3年生にとっては最後の夏の大会。今までいろんな経験をしながら頑張ってきた。一日でも長くこのメンバーで野球ができるように、勝ち進んで甲子園に行っていただきたい」とあいさつし、松川主将に激励金の目録を手渡した。松川主将は「選抜大会では2回戦で敗退し悔しい思いをした。日本一をとれるようにチーム一丸となって一戦必勝で頑張りたい」と意気込みを語った。

大会に向け意気込みを語る松川主将

大会に向け意気込みを語る松川主将