NHK党の遠西氏が出馬表明 衆院選和歌山2区
「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、次期衆院選和歌山2区にゲーム会社社員の遠西愛美氏(37)を擁立し、13日に和歌山県庁で立候補表明の記者会見を開いた。遠西氏は「女性でも子連れでも無理なく楽しい選挙をしたい」と決意を述べた。
遠西氏は茨城県出身で、結婚を機に橋本市に移住。大手ゲーム会社・カプコンにウェブエンジニアとして在籍し、今月設立した政治団体「女性議員50%を目指す党」の代表も務めている。当初は東京20区での立候補を表明していたが、居住地の和歌山2区に変更した。
会見で遠西氏は、現在の国会は男性議員が大半を占め、世襲議員が多く、供託金の関係から高収入でないと立候補が難しいと指摘。国会の構成を社会に近づけるため、社会の半数を占める女性の政治進出を目指す考えを訴え、選挙を通して「自分たちの力で社会はより良く変えていけることを伝えたい」と話した。
和歌山2区には、自民党現職の石田真敏元総務相(69)、立憲民主党新人で元和歌山弁護士会会長の藤井幹雄氏(60)も立候補する予定。