和歌山市で小規模落石も 県内の大雨被害
活発な前線の影響で西日本を中心に記録的な豪雨となった13~15日、和歌山県内でも落石や民家の破損などの被害が出た。
県や和歌山市のまとめによると、同市田尻の市道三田69号線で14日午後2時25分ごろ、小規模な落石が発生。けが人などはなく、同日中に石の撤去を終え、市道は通行可能となっている。
かつらぎ町西渋田ではがけ崩れが発生したが、道路の通行に影響はない。田辺市目良では、強風による民家の外壁や屋根瓦の破損などの被害が15棟で確認された。
日高川町では14日、約50軒が一時停電となった。
1時間の最大雨量は、田辺市大杉で50㍉、同市熊野で40㍉、日高川町小川で39㍉など。15日午後4時までの累積では、小川が622㍉、同町寒川が591㍉、大杉が561㍉となった。