2日間で感染者113人 クラスターも2件発生
和歌山県は4、5日の2日間で、県内で幼児から80代の113人が新型コロナウイルスに感染し、和歌山市内でクラスター(集団感染)が2件発生したと発表した。
113人の保健所管内別内訳は、和歌山市40人、海南4人、岩出17人、橋本7人、湯浅2人、御坊8人、田辺33人、県外2人。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は県全体で43・7人。保健所管内別では田辺69・1人、岩出52・3人、和歌山市43・3人、御坊36・6人、湯浅34・3人、橋本31・0人、海南17・5人、新宮8・0人。県内の感染者数は累計4861人。入院患者は470人(うち重症者23人)。病床の使用率は80・9%。
クラスター2件のうち、1件は和歌山市手平の三菱電機㈱冷熱システム製作所製造部品質管理部門で従業員7人の感染を確認し、84例目のクラスターに認定。勤務時に発症したとされる従業員に咳の症状があり、エアロゾル感染(空気感染)で広がったとみられる。
85例目のクラスターは、同市栄谷の和歌山大学アメリカンフットボール部で、部員6人が陽性。県外の人と接触のある部員がいたという。